官澤康平弁護士、南知果弁護士、松田大輝弁護士がオンデマンドセミナー『企業法務のためのルールメイキング~新規事業をサポートする発想と実践~』(商事法務主催)に登壇
官澤康平弁護士、南知果弁護士、松田大輝弁護士が、商事法務主催のオンデマンドセミナー『企業法務のためのルールメイキング~新規事業をサポートする発想と実践~ 』に登壇いたします。
セミナーの内容
近年、企業法務において、「ルールメイキング」という言葉を目にする機会が増えてきています。新たな技術・ビジネスモデルが次々と登場し、イノベーションへの期待が高まる一方で、現行の法規制で適切に対処できないケースは少なくありません。
今後ルールをどのように整備していくのかが、国の政策としても企業の戦略としても大きな課題となっています。複雑な法規制の課題やステークホルダーの利害関係が立ちはだかる中で、企業に勤める法務パーソンや外部からサポートする弁護士といった、いわゆる法律実務家はどのようにルールメイキングに携わっていくべきなのでしょうか。
本セミナーでは、ルールメイキングの入門書である『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務)を執筆した法律事務所ZeLo・外国法共同事業の弁護士が、最先端の領域における起業や新規事業立ち上げなどの支援経験を踏まえて、企業によるルールメイキングについて解説いたします。
法律実務家が企業の事業部門やクライアントから相談を受けた際どう関与するか、ルールメイキングでどのような戦略や制度活用の選択肢があるか、官庁や業界団体に対して企業はどのような対応・関与ができるか、といった『ルールメイキングの戦略と実務』には盛り込みきれなかった実務上のポイントもお伝えいたします。
新たな技術・ビジネスモデルを検討して壁にぶつかっている方、ルールメイキングに関わり社会課題を解決していきたいと考えている方、ぜひご視聴ください。
プログラム
主に以下の内容で、2時間の講義を行う予定です。
1. ルールメイキングと法律実務家の関与
・ルールメイキングをめぐる現状
・法律実務家が関与する方法、タイミング
2. ルールメイキングに活用できる制度
・活用できる制度の全体像
・グレーゾーン解消制度の概要・特徴・活用実績
・規制のサンドボックス制度の概要・特徴・活用実績
3.官邸主導政治下におけるルールメイキング戦略
・官邸主導政治の流れ
・国会・官庁のスケジュールを踏まえた対応
・官庁・業界団体対応
4. 企業によるルールメイキング
・ビジネス戦略とルールメイキング
・自主規制(ソフトロー)
視聴可能期間
2021年5月25日(火)10時~2021年8月2日(月)17時
視聴申込期限
2021年7月26日(月)17時まで
講師のプロフィール
弁護士、パブリック・アフェアーズ部門統括
2011年東京大学法学部卒業、2013年東京大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2014年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)、同年長島・大野・常松法律事務所入所。2019年8月法律事務所ZeLo参画。主な取扱分野は、M&A、ルールメイキング/パブリック・アフェアーズ、ジェネラル・コーポレート、訴訟・紛争、危機管理・コンプライアンスなど。執筆に「総会IT化を可能とするシステム・技術への理解」(ビジネス法務2020年12月号)、『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務)、『実践 ゼロから法務!―立ち上げから組織づくりまで―』(中央経済社)など。
2011年東京大学法学部卒業、2013年東京大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2014年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)、同年長島・大野・常松法律事務所入所。2019年8月法律事務所ZeLo参画。主な取扱分野は、M&A、ルールメイキング/パブリック・アフェアーズ、ジェネラル・コーポレート、訴訟・紛争、危機管理・コンプライアンスなど。執筆に「総会IT化を可能とするシステム・技術への理解」(ビジネス法務2020年12月号)、『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務)、『実践 ゼロから法務!―立ち上げから組織づくりまで―』(中央経済社)など。
弁護士有資格者(登録抹消中)
2012年京都大学法学部卒業。2014年京都大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2016年西村あさひ法律事務所入所。2018年法律事務所ZeLo参画。2022年ペンシルベニア大学ロースクール修了(LL.M., Wharton Business and Law Certificate)。主な取扱分野は、スタートアップ支援、ルールメイキング/パブリックアフェアーズ、フィンテック、M&A、ジェネラル・コーポレート、危機管理・コンプライアンスなど。一般社団法人Public Meets Innovation 理事。消費者庁「消費者のデジタル化への対応に関する検討会AIワーキンググループ」委員(2020年)。著書に『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務、2021年)など。ALB Women in Law Awards 2021 - Innovator of the Yearを受賞。現在、経済産業省大臣官房スタートアップ創出推進室に任期付公務員として赴任中(総括企画調整官)。
2012年京都大学法学部卒業。2014年京都大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2016年西村あさひ法律事務所入所。2018年法律事務所ZeLo参画。2022年ペンシルベニア大学ロースクール修了(LL.M., Wharton Business and Law Certificate)。主な取扱分野は、スタートアップ支援、ルールメイキング/パブリックアフェアーズ、フィンテック、M&A、ジェネラル・コーポレート、危機管理・コンプライアンスなど。一般社団法人Public Meets Innovation 理事。消費者庁「消費者のデジタル化への対応に関する検討会AIワーキンググループ」委員(2020年)。著書に『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務、2021年)など。ALB Women in Law Awards 2021 - Innovator of the Yearを受賞。現在、経済産業省大臣官房スタートアップ創出推進室に任期付公務員として赴任中(総括企画調整官)。
弁護士
2018年東京大学法学部卒業。2019年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。2020年法律事務所ZeLo参画。主な取扱い分野は、スタートアップ・ファイナンス、M&A、パブリック・アフェアーズ、フィンテック、web3(ブロックチェーン/暗号資産/NFTなど)、ベンチャー・スタートアップ法務、ジェネラル・コーポレートなど。主な著書に『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務、2021年)、論文に「スタートアップの株主間契約における実務上の論点と対応指針」(NBL 1242(2023.5.15)号)など。
2018年東京大学法学部卒業。2019年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。2020年法律事務所ZeLo参画。主な取扱い分野は、スタートアップ・ファイナンス、M&A、パブリック・アフェアーズ、フィンテック、web3(ブロックチェーン/暗号資産/NFTなど)、ベンチャー・スタートアップ法務、ジェネラル・コーポレートなど。主な著書に『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務、2021年)、論文に「スタートアップの株主間契約における実務上の論点と対応指針」(NBL 1242(2023.5.15)号)など。
書籍『ルールメイキングの戦略と実務』について
書籍『ルールメイキングの戦略と実務』では、ビジネス戦略としてのルールメイキングのあり方や方法について、豊富な事例を交えながら解説。基本的な事項の整理、方法論や活用できる制度の紹介、ソフトローに関する理論的検討などを行っています。事例紹介では、グレーゾーン解消制度等の活用事例、ネット選挙や収納代行に関するロビイングの事例など、幅広い実例を取り上げています。詳細は、こちらのページをご覧ください。
また、「ルールメイキングに関する入門的な内容をより多くの方にお届けしたい」という思いから、「【序章全文公開】書籍『ルールメイキングの戦略と実務』を出版しました」と題する記事にて、書籍『ルールメイキングの戦略と実務』の序章を無料公開しております。序章では、ビジネス戦略としてのルールメイキングのあり方や方法について、事例を交えながら解説しております。序章から書籍の内容の一端を知っていただけたら幸いです。