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若手が裁量を持ち、意見を交わせる。フラットな組織で弁護士として成長できる環境

弁護士としてのキャリアをスタートさせたばかりにもかかわらず、自身の裁量で多様な案件に挑み、日々成長を続ける安富有輝弁護士。法律事務所ZeLo(以下、ZeLo)に新卒で入所した安富弁護士が語るのは、従来の法律事務所のイメージを覆すような、自由でフラットな職場環境と、若手の成長を全力で後押しする文化です。本記事では、安富弁護士へのインタビューを通じて、ZeLoでの日々の業務ややりがい、そして未来を担う若手弁護士たちへのメッセージをお届けします。これから弁護士を志す皆さんや、法律の世界に飛び込もうとする学生の方々にとって、きっと新たな視点を見出せる内容となるはずです。

若手が裁量を持ち、意見を交わせる。フラットな組織で弁護士として成長できる環境
PROFILE

2021年一橋大学法学部在学中、司法試験予備試験合格。2022年司法試験合格。2023年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年法律事務所ZeLo参画。主な取扱分野は、スタートアップ・ファイナンス、ジェネラル・コーポレート、M&A、訴訟/紛争解決、web3(ブロックチェーン/暗号資産/NFT/メタバースなど)、金融法務/ファンド、独占禁止法/競争法など。

特に目を引いたのは、事務所の若さと、他とは異なる組織文化

── まずは、安富さんのご経歴を教えてください

もともと経済学を専攻していたのですが、将来のことを考える中で、法曹という別の道も模索してみようと思い、大学在学中に法学部に転学しました。当初は検察官に興味があったのですが、授業での学びや周囲の友人と話す中で、弁護士として企業法務に関わることにも関心を持つようになりました。大学2年生の時に弁護士を目指し始め、在学中に予備試験に合格。その後、2022年度の司法試験に合格し、新卒でZeLoに入所しました。弁護士登録自体は2023年12月ですので、最近2年目に入ったところです。

── 検察官や裁判官ではなく、弁護士を選んだ決め手は何だったのでしょうか

最初はドラマなどの影響で検察官に憧れていましたが、法曹の具体的な仕事を知っていくうちに、依頼者の方と近い立場で仕事がしたいと考えるようになりました。裁判官や検察官は国の組織として働くため、明確な依頼者がいるわけではありません。弁護士は依頼を受けて仕事をするため、自分のやりたいことに一番近いと感じたのが大きな理由です。

── 数多くの法律事務所がある中でなぜZeLoを選んだのですか

ZeLoに関心を持ったきっかけは、就活中に見た採用情報やSNSでの発信です。特に目を引いたのが事務所の若さと、他とは異なる組織文化でした。他の多くの事務所では、パートナーとアソシエイトが明確に区分されており、事務所内での責任分担が明確に分かれているのが一般的です。しかし、ZeLoにはそのような区分がなく、全体でフラットな組織を形成している点が非常に印象的でした。

また、若手弁護士であっても裁量をもって積極的に案件に関わることができる環境も魅力的でした。学生時代にZeLoのインターンに参加しましたが、その際に、先輩と事前に方針をすり合わせながら、会議の場では若手弁護士が主導して進める場面を目にしました。本来的には、先輩弁護士が会議を主導する方が、事前の方針すり合わせ等を簡素化できるはずですが、そういった手間を惜しまず、若手が積極的に案件に参加する機会を与えてくれる環境なんだな、と感じたことを覚えています。

若手弁護士でも気軽に先輩に質問や相談ができる社風

── ZeLoではどのような業務に携わっていますか

ZeLoには複数の部門がありますが、主要な部門として「LPO(リーガル・プロセス・アウトソーシング)部門」と「PLS(プロフェッショナル・リーガル・サービス)部門」があります。

LPOはいわゆる顧問業務部門で、特定の企業との顧問契約にもとづき、継続的に法的サポートを提供する業務を行います。PLSは、顧問業務の締結の有無を問わず、M&A、エクイティファイナンス、IPOの法務デューデリジェンス(DD)、訴訟対応などスポット的な業務を行う部門です。

1年目、2年目は両方の部門に携わり、幅広い経験を積むことができます。また、案件業務以外にも、若手のうちから事務所運営に関わることができるのがうちの事務所の特徴です。私の場合は新卒弁護士の採用にも関わっており、インターンの企画、準備・運営といった業務にも携わっています。

── 若手でありながら、責任ある仕事を任せてもらえることもあるのでしょうか

はい。顧問業務では、若手弁護士もクライアントとの窓口を担当することがあります。企業の経営者や法務担当者と直接コミュニケーションを取りながら、法的課題の解決に貢献できるため、大きなやりがいを感じます。スポット案件でも、M&Aや訴訟の初動対応やクライアントとのやり取りを任せてもらえることも多く、責任感と達成感を味わえます。

── これまで業務で印象に残っていることは何かありますか

一つ一つの業務にやりがいが感じられ、どれも印象に残っているというのが回答になります。あえて挙げるとすれば、クライアントからの依頼事項に対応していく中で、直接の依頼事項ではない周辺事項での法的な問題点に気付き、その点の対応方法についてアドバイスをできたというケースがままあり、弁護士としての自分の役割を発揮できたと実感でき、「良かったな」と特に印象に残っています。

── ZeLoならではの働きやすさとして感じるところはありますか

他の事務所ではパートナーが個室を持ち、アソシエイトとは離れて働くこともありますが、ZeLoでは全員が同じフロアで一緒に仕事をしています。そのため、若手弁護士でも気軽に先輩に質問や相談ができる雰囲気があります。実際に、年次や立場を問わず自由に意見を交わせる環境が整っており、至るところで議論がなされている様子を見ます。

また、ZeLoには、若手弁護士をサポートするメンター制度があります。自分の代では、1人につき2人のメンターがつき、業務内容やキャリアに関する相談に親身に対応してくれました。メンターとは同じ案件に入ることも多く、業務面のアドバイスをいただくこともあるほか、メンターが自分のすぐ近くの座席に配置されるので、気軽に相談できる環境も整っています。事務所全体で若手を成長させていこう、という雰囲気も感じますね。

ZeLoには、未来が予測できない面白さがある

── 安富さんが、弁護士として大切にしている価値観は何ですか

何よりも「クライアントに寄り添う」ことを大切にしています。クライアントによって考え方やニーズは様々なので、それぞれに合わせたサポートを提供することが重要です。そのためにも、常にクライアントの立場に立って考え、最善の解決策を提案することを心掛けています。

── 安富さんの10年後の展望をお聞かせください

ZeLoはまだ若い事務所なので、正直なところ、10年後のZeLoで自分がどうなっているかは想像もつきません。ただ、だからこそ、未来が予測できない面白さがあります。むしろ10年後の未来が想像できてしまうということは、自分としてはレールに乗っている感覚になりそうです。現段階では幅広い分野に対応できるよう経験を重ねつつ、将来的には特定の分野で力を発揮できるようになりたいですね。

「事務所の一員として参加する」ことが可能なインターン

── インターンの企画もしているということですが、ZeLoのインターンプログラムにはどのような特徴がありますか

ZeLoのインターンは、通常、1クールあたり3人までという少人数で実施されるのが特徴です。この少人数制のおかげで、弁護士たちと近い距離で密度の濃い学びが得られます。また、実際の弁護士業務の疑似体験を重視しており、事務所の一員としてリアルな業務の流れを感じることができます。

── 他の事務所のインターンとは、どのような違いがあるのでしょうか

他の事務所では、司法試験の法律科目の範囲内で課題を設定するケースが多いですが、ZeLoでは実際のクライアントからの依頼をベースとした架空事例を課題として提供しています。普段触れたことがない法律についてリサーチし、解決策を考えるというプロセスを通じて、実務に近い体験が得られるのが大きな違いです。また、学生の発表を複数の弁護士が集まって聞き、質疑応答をするなど、刺激的な環境も整えられています。

── 学生にとってのおすすめポイントはどんなところですか

実務に近い体験を得られるだけでなく、事務所の雰囲気や働き方を肌で感じられるのが、ZeLoのインターンの大きな魅力です。「見学しに来る」というよりも、「事務所の一員として参加する」ということを可能にすることを大事にしています。学生には主体的に課題に取り組んでもらい、弁護士たちとの議論を通じて、新たな視点を得てほしいと考えています。

── 最後に、インターンシップに興味を持っている学生や、入所を検討している方にメッセージをお願いします。

ZeLoは、若手にも裁量を持たせてくれますし、自分のやりたいことを周りの方たちが全力で後押ししてくれる環境です。実際に私も、インターン参加時にそのフラットな雰囲気や、成長を後押ししてくれる文化を感じて、ここで働きたいと思いました。

ZeLoに合うのは、成長意欲があり、自分のやりたいことを発信できる人だと思います。事務所全体で経営にも関われますし、自分の考えを持ちながらチームで成果を出したいという方にはとても魅力的な環境です。ぜひ一度インターンに参加していただいて、ZeLoの働き方や雰囲気が自分に合うかどうかを確かめてほしいと思います。

※掲載内容は掲載当時のものです(掲載日:2025年3月19日)

(写真・文:スイセイ)

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