介在価値の大きさがやりがいに繋がる──私がZeLoに転職したワケ
Attorney admitted in Japan
Akihiro Saotome
新年あけましておめでとうございます。南知果です。 実は12月中に2020年のZeLoを振り返るnoteを書こうと思っていたのですが、あれよあれよという間に年が明けてしまいました。2020年は誰もにとって思いがけない年だったかと思います。ZeLoにとっても想定外のことが沢山起きた年でしたが、クライアントの皆様をはじめとして多くの方々に支えられていることを改めて実感した年でもありました。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。本年も変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。さて、年は明けてしまいましたが、せっかくなので2020年のZeLoを振り返ってみたいと思います。
72期の島内洋人弁護士と松田大輝弁護士、さらに青木孝博弁理士、パラリーガルと秘書の5名の新しいメンバーがジョインし、新しいメンバーと共にますます頑張るぞ!と気合いの入りまくっていた月でした。
サイトのTOPページに使っている集合写真を撮ったのも1月で、写真を見て「ZeLo人数増えたね・・!」と一同実感しておりました。
ZeLoのメンバーみんなが首を長くして待っていた日がついにやって来ました。金融庁証券取引等監視委員会に2年間出向していた味香直希弁護士がZeLoに帰還。実は味香弁護士は、小笠原・角田・柳田に次いでZeLoに入所した創業メンバーなのですが、入所後即金融庁に出向に行ってしまったので、復帰後はおそらく浦島太郎状態だったのではないかと想像します。笑
2020年3月1日、ZeLoが3歳になりました。それと同時に南がスタートアップのインハウスからZeLoに復帰しました。
3月後半には東京のコロナウイルス感染者数がかなり増え、天野文雄弁護士が有楽町のビックカメラに急遽秘書さん全員分のノートPCを購入しにいくなど(ありがとう!)、リモート体制への移行をバタバタと準備しました。
仲野亘弁護士がヤフーからの出向でZeLoにジョインしました。法律事務所から企業への出向は比較的よくあるパターンですが、企業から法律事務所への出向はかなり珍しいのではないかと思います。
そして緊急事態宣言と同時にZeLoもフルリモート体制に移行。スタッフは全員在宅勤務、弁護士は当番制で2人ずつオフィス勤務としました。コミュニケーション不足の解消を目的に、毎日10時半~オンラインで全所MTGを行い、1人ずつ自己紹介プレゼンをしてみましたが、お互いの知らなかった一面が沢山見られて毎日盛り上がりました。
また、外出して人に会うことができない分、オンラインでの外部発信に力を入れようとnoteも始めました。
﨑地康文弁護士と木宮直樹弁理士がZeLoにジョイン!知財プラクティスが一層強みとなりました。
緊急事態宣言が続く中、ZeLo初のオンラインセミナーにトライしました。初回は官澤康平弁護士による「新型コロナウイルスの感染拡大下における株主総会対応」。補助金・融資の申請サポートも開始するなど、この未曾有の危機の中で、法律事務所として少しでも何かお役に立てることがないかと模索した月でした。
例年5月に実施される司法試験が延期となる中、司法試験受験生や学生の皆さんに弁護士の仕事の面白さを伝えることができればと思い、オンラインでの事務所説明会・座談会を開催しました。全国から100名近くの方にご参加いただき、オンラインの威力を感じるイベントでした。
スタートアップの技術やビジネスプランを知財面からサポートすべく、青木弁理士を中心に知財戦略アドバイザーサービスを始めました。多くのクライアントに活用していただいており、どうしても知財戦略が後回しになりがちなスタートアップからのニーズを感じました。
オンラインセミナーも味香弁護士による人事労務、松永昌之弁護士による債権回収と回を重ね、8月には官澤弁護士がバーチャル株主総会に関するオンラインセミナーに登壇しました。
閑話休題ですが、私が半沢直樹にハマり、M&A用語解説と債権放棄の解説noteを書きました。多くの方に読んでいただき嬉しかったです。笑
財務・会計・法務ワンストップで提供すべく、ZeLo FAS株式会社を設立しました!今年はZeLoグループとして、特にスタートアップファイナンス・M&A・IPO支援の分野に一層力を入れていければと思っています。
そして、ALB JAPAN LAW AWARDS 2020でRising Law Firm of the Yearを受賞しました!まさか受賞できるとは思っておらず、支えてくださっている皆様への感謝を改めて感じる本当にありがたい受賞でした。
2020年のZeLoにとってビッグニュース!野村諭弁護士が入所しました。長島・大野・常松法律事務所→コロンビア大学ロースクール留学→クリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業の東京オフィス→ZeLoというキャリアの弁護士です。野村弁護士のジョインで、クロスボーダー案件やファイナンス案件でより幅広いクライアントのニーズに応えることができるようになりました。
東洋経済『大手から独立した狙いとは 独自路線の新事務所が続々』と題する記事で、リーガルテックを武器にスタートアップを支援するZeLoの取り組みを紹介していただきました。
伊田愛久美弁護士が入所しました。サイボウズ→メルカリで新規事業立ち上げ、IPO、組織再編、株式報酬制度の整備、海外子会社対応等を担当してきた弁護士で、インハウスでの知見をフル活用して案件に対応しております。
広報・マーケティングの担当者もジョインし、今後より一層発信に力を入れていきます。
また、規制領域や法規制の未整備な分野にチャレンジするクライアントへの支援をより強化すべく、パブリック・アフェアーズ部門を立ち上げました。
以上、2020年のZeLo振り返りでした!
振り返り始めると意外と長くなってしまいました。笑
2021年1月には新たに弁護士が入所するほか、5月には日比谷オフィスから豊洲へと移転する予定もあります。
より良いリーガルサービスをお届けできるようZeLo一同尽力して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。