クライアントアラート – インドネシア語契約に関する最新情報
Indonesian qualified lawyer
Fiesta Victoria
Fiesta Victoria is an Indonesian qualified lawyer with over 16 years of experience in M&A and general corporate. She graduated from the University of Pelita Harapan in 2006 and started her career as a lawyer in the same year at one of the largest and oldest law firms in Indonesia. She joined ZeLo in 2019 with the primary role of establishing and developing ZeLo’s Indonesian practice group. She won the title of "Business Development Lawyer of the Year" at the ALB Women in Law Awards 2021. Additionally, she was nominated as one of the top 5 finalists for "Foreign Lawyer of the Year" at the ALB Japan Law Awards 2023, following a nomination in the same category at the ALB Japan Law Awards 2022.
インドネシアを含む東南アジア地域では、COVID-19の症例数は増加の一途をたどっており、現在、累計で2万4,000件を超えています。このような状況にもかかわらず、インドネシア政府は間もなく2020年6月5日から「新常態」(ニューノーマル・新しい日常) 政策を実施します。
この政策に基づき、インドネシアのテラワン・アグス・プトラント保健大臣は5月20日、COVID-19対策のためのオフィスや工場での予防・管理措置に関する一連の規則に署名しました。これらの規則は、国民がCOVID-19の状況に適応し始めることを要求するものです。規則では、十分な手洗い設備の提供、従業員の体温の定期的なチェック、従業員のマスク着用の義務化、職場での従業員間のソーシャルディスタンスの維持、顧客との身体的接触の最小化など、事業の再開を許可するための一定の要件を設定しています。
企業経営者は、この「新常態」の方針に沿った健康管理体制の下で、徐々に業務を再開できるように準備する必要があります。6月初旬から、約10万人の陸軍士官がインドネシアの4つの主要な州に配置され、この「新常態」の方針に従って進められる体制の移行を監視することになります。
本記事は、弊所弁護士のFiesta Victoriaによる英語記事“The Indonesian Government will implement a “New Normal” Policy to deal with the COVID-19 situation”の和訳記事です。英語版と日本語版に何らかの齟齬があった場合、英語版が優先するものといたします。
本記事の情報は、法的助言を構成するものではなく、そのような助言をする意図もないものであって、一般的な情報提供のみを目的とするものです。読者におかれましては、特定の法的事項に関して助言を得たい場合、弁護士にご連絡をお願い申し上げます。