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企業法務の法律事務所で活躍!プロフェッショナルとして輝く司法書士

法律事務所ZeLoの司法書士チームでは、資金調達、有償/無償ストック・オプション導入、IPO、組織再編、M&Aなど、クライアントからご依頼いただく多様な登記業務をサポートしています。 本記事では、司法書士チームの統括を務める司法書士の山田裕介さんと、2024年9月にZeLoに参画した司法書士の山田敦子さんに、ZeLoの司法書士ポジションの魅力や今後のチームの目標について聞きました。

企業法務の法律事務所で活躍!プロフェッショナルとして輝く司法書士
PROFILE
Yusuke Yamada

Judicial Scrivener

Yusuke Yamada

Atsuko Yamada

Judicial Scrivener

Atsuko Yamada

Since 2013, worked at several judicial scrivener offices, specializing in real estate and commercial registration, litigation representation in summary courts, and other related services. Passed the judicial scrivener exam in 2020, and joined ZeLo in 2024.

異業種から司法書士業界へ

―偶然にも名字が同じお二人ですが、それぞれZeLoに入所された経緯を教えていただけますでしょうか。

山田(裕)
私は大学卒業後に消防士として働く中で消防法を扱う部署に配属され、法律を扱う仕事って結構面白いなと感じました。法律家として社会に貢献してみたくなり、司法書士の資格取得後は商業登記の依頼が多い司法書士事務所で5年間働き、その後ZeLoに参画しました。

商業登記の多い事務所を選んだのは、商業登記はクライアントと色々なことを相談して、こちらからどんどん提案できる面白さがあると考えたからです。

商業登記には会計・税務・法律など幅広い知識が必要なのですが、様々な士業の方達と直接お話ししながら一緒に案件に関わっていくことで自分の研鑽にもなると思いましたし、クライアントからの需要も高いワンストップサービスの提供ができるということもあり、ZeLoを選びました。ZeLoには若く優秀な弁護士が多いと聞いていましたので、一緒に切磋琢磨して専門性を磨けたらいいなと考えました。

山田(敦)私も、異業種から司法書士業界に入っています。まずは司法書士事務所で補助者として勤務し、資格取得後は2つの事務所で実務経験を積んで、2024年の9月下旬よりZeLoに参画しています。独立を目指そうかと考えた時期もありましたが、現実的な見通しが全く持てなかったので勤務という道を選んでいます。

勤務先を変えるにあたってのポイントは、司法書士を志した原点を大事にできるかどうかということと、司法書士の資質が活かせる環境かどうかということ、そして、事務所の熱量を重視しました。

ZeLoの面接はカジュアル面談を含めて複数回実施され、最終的に入所を決断しました。

プロフェッショナル同士の所内コラボレーションで新たな価値を創造するZeLo

―司法書士事務所などへの所属といった選択肢もある中で、あえて「法律事務所」であるZeLoで働くことの魅力は何でしょうか?

山田(裕)ZeLoに入所する前、弁護士はとにかくなんでもできるというイメージがありました。登記に関しても精通しているのかなと考えていたのですが、実際には各弁護士には専門分野があり、会社法や登記に関しては、司法書士の専門分野だと感じています。

そのため、弁護士をはじめとする士業の方からは非常に頼りにされていますし、司法書士の感覚・価値観を尊重していただいている実感があります。例えば、法律上最低限の要求をクリアするための認印ではなく、ここは実印をいただきたい、というようなことをお伝えした場合、他の士業の方からは「司法書士の先生方がそのような判断であればそれでやりましょう」という流れになります。だからこそ、一般的に考えられているような、弁護士を助けるという立場ではなく、専門家の1人として仕事ができるということが、まず1つの魅力だと思っています。

また、法律事務所なので、司法書士が色々な関わり方ができる仕事も多くいただきます。例えば、司法書士事務所は登記がメインの仕事というイメージがあるので、手続きの完了後に登記のみを依頼されることも多いです。しかし、法律事務所のクライアントの多くは、手続きが始まる前の段階で相談に来られるので、1つの事案に対して様々な解決方法があることをご提案できますし、私達が作成した書類を使って実際に手続きを進められていくことが多いので、自分の仕事が非常に重要なものだと感じられるということがもう1つの魅力です。

さらに、ZeLoには様々な士業の方がいるので、連携して多角的な視点から1つの案件を見ることができるというのも魅力です。文献には一般的なことや無難なことしか書かれていないことも多いのですが、他士業と直接内部で一緒に働いていると、「ここはイレギュラーな判断だけどこの案件はこうしていくしかない」という、文献の行間を読むような、他では得ることのできない知識・経験を得ることができます。

山田(敦)ZeLoはスタートアップ支援にも力を入れている法律事務所なので、司法書士事務所の勤務では携わることのないような新分野の案件が数多くあって、最先端領域に触れられるのがとても魅力的だと感じました。

司法書士があえて法律事務所で働く魅力とは、結果反映型ではなくて、プロセス提案型の仕事に携われるところだと私も考えます。

また、ZeLoには士業同士が互いの知見や強みを生かし合う職場文化があり、新しい価値やシナジーを生み出す協業が事務所内で実現する点は、ZeLoで働く最大の魅力だと思います。

山田(裕)私も同じように思いますね。ZeLo内部での協業は、弁護士と司法書士、税理士と司法書士、のような組み合わせですが、コラボレーションして非常にいいものができると思っていますし、それによってスピード感も全然違います。

私達のクライアントは若い会社が多く、「明日までに書類をください」と急ぎの依頼などもあるのですが、そういう案件への対応は内部のコラボレーションがあるからこそできるので、そこはZeLoの魅力だと思います。

―メンバー同士のコラボレーションによる相乗効果が魅力なのですね。

ZeLoだからこそ経験できた案件など、具体的なエピソードがあれば教えてください。

山田(裕)そうですね。例えば、1週間後に資金調達できないと会社が倒産するという案件がありました。逆算していくと、明日すぐに書類を出さないともう間に合わないというような依頼でしたね。

弁護士は契約書関係をまとめて、私達司法書士は会社法関係の書類と登記関係の書類をまとめて、皆でスピード感を持って間に合わせました。

メンバー全員がワンフロアで働いているので、すぐに直接聞きに行けるというのに勝るスピード感はなく、非常に「しびれる案件」というか、自分たちがクライアントの役に立ったなという充実感がある良い経験でした。

山田(敦)確かに、ZeLoはワンフロアで一堂に会する環境で、何かあればすぐ聞きに行けますね。「率直で透明であれ」の行動原理もあって、全員の業務状況がわかるようになっているので、何かと解決までのスピードが速く、クライアントに対するソリューションを出す迅速さはZeLoだからこそできていることだと感じます。

山田(裕)また、これはZeLoの1つの特徴だと思うのですが、事業会社のように、マーケティングや人事などの専門スタッフの方が所属しています。そういったメンバーと協力してセミナーや採用活動を行うことで、他の事務所では積めない経験ができていると日々思っています。

山田(敦)本当に経験や視野が広がりますよね。営業、マーケティング、総務、経理、IT、人事・採用といった各部門がインソーシングされ、メンバー同士が共に働き、助け合う環境です。この環境のおかげで、自分のやるべきことに集中し、リソースを集約して業務に取り組むことができているので、新しいことへの挑戦もできています。

―最近、電子化に関する新しい取り組みを始められましたよね。

山田(裕)はい。あるクライアントからのリクエストがあったことがきっかけです。

ZeLoのクライアントの層からすると、やっぱり電子化が当たり前という方が多いですよね。なんで電子手続きじゃないんだといった問い合わせもあるので、そういったクライアントの新しいスタンダードに向き合えるチームにしていかないといけないと思います。

今回の電子手続き導入の件は、私がぱっと一声挙げたら他のチームからも要望が集まり、それがプロジェクトとしてすっと進みましたが、こういったスピード感や風通しの良さはZeLoだからこそですよね。

山田(敦)あれ、いいですよね。誰かが問題提起したら色々な部門も呼応して、「じゃあやろう!」という風潮や、組織風土というのはすごくいいと思います。

働きやすい環境で最高のパフォーマンスを発揮

―チームの教育体制について教えてください。

山田(裕)基本的にはOJTの形式です。個々人の経験によるので一概には言えませんが、例えば、司法書士の資格を持っているが司法書士業界の経験はない、という前提でお話しさせていただくと、入所当初から数ヶ月ぐらいまでは、補助者の仕事をしっかり覚えていただきます。申請書の作成や書類発送業務はかなり重要だと思っているので、その辺りの業務の流れを重点的にお伝えします。補助者の仕事をしっかり覚えていただいたら、その後は、私とともにクライアントとのコミュニケーションワークを担当していただき、徐々にお1人でコミュニケーションや書類作成をご担当いただく予定です。

もちろん、必要な知識などは案件に入る前に私からお伝えしますし、書類作成や相談の不明点などについてはどんどんリアルタイムで相談していただいて、随時フィードバックしていきます。

―敦子先生は9月末頃にご入所され実際にOJTを受けられたところですが、ご自身の経験も含めていかがですか。

山田(敦)OJTで実際の業務を通してフローを理解できたので、スムーズに案件に入ることができていると感じています。また、所内のナレッジ共有にはNotionを活用しているので、必要なことは検索すればすぐにたどりつけるのも大きいです。

 これはあくまで私の考えですが、スキルを上げるには稀少案件を経験することも一つの方法ですが、数をこなすことが重要だと考えています。ZeLoが依頼を受ける案件は、スピードが求められるものも多くあります。業務量のさばき方やスピード感についても、OJTが終わったからといってそこで終わりではなく、引き続き精進していかねばと感じています。

また、スタートアップ、ファイナンス、M&A、ルールメイキング、クロスボーダー案件を通して、勉強が欠かせないと感じます。引き続き向上心を持って挑戦していこうと思います。

山田(裕)敦子先生は豊富な経験をお持ちですし、非常に熱量のある方なので、心強く感じています。チームのメンバーも敦子先生の熱に動かされて、色々なことにチャレンジしてくれるような環境になっているので、ZeLoに来ていただいてありがたく思っていますし、これからも熱量を持って一緒に頑張っていきたいと思っています。

スタートアップ業界での登記シェアナンバーワンを目指して

―チームの今後の目標について教えてください。

山田(裕)ZeLo全体として、「スタートアップ業界でシェアナンバーワン」と言われるような法律事務所を目指していますので、司法書士チームもそこを目指したいという目標があります。「商業登記ならZeLoの司法書士チーム」と言われるようなチームになっていきたいと考えています。

これを達成するために、まずは日々の様々な業務をこなしながらチーム全員のスキルアップを図ることが重要だと思っています。

また、情報発信はまだまだこれからなので、SNSやZeLo LAW SQUARE(オウンドメディア )での記事の掲載やセミナーなど、外部に向けた情報発信を今後どんどんやっていきたいです。

―目標の実現のために、どんなチームを作っていきたいですか。

山田(裕)現在の司法書士チームは、司法書士2名・補助者2名という体制で、基本的に有資格者はダブルチェック体制をとりつつ、一気通貫でクライアントとのコミュニケーションワークや議事録などの作成、登記申請書のチェックなどを担当しています。補助者の方々の担当業務は、主に、登記書類などの作成や法務局への郵送といった業務です。

チーム全体としては、業務の幅を広げていきたいと考えています。

司法書士といえば登記ですが、それだけではどうしてもクライアントに貢献できる部分が少なくなってきてしまうので、今は弁護士が主に担当している相談の部分にも積極的に関わり、対応できる業務の幅を広げていきたいと思っています。

例えば、税制適格オプションの設計の部分や組織再編、合併などに関しては司法書士がリードできる部分なので、どんどん関わり、事務所の内部の仕事も獲得していきたいですね。そして、それを外部にもアピールしてクライアントも増やしていき、新しい仕事を次々に生み出していきたいと考えています。

―素敵なチームですね。最後に、記事を読んでくださった方へのメッセージをお願いします!

山田(裕)司法書士として考える仕事や書類の電子化のようなクライアントの新しいニーズに対応するような取り組みをどんどん行っていきたいと思っています。

商業登記の仕事は、登記申請前のプロセスのところでクライアントのニーズに対応しながら、クライアントとともに登記簿を作り上げていく仕事であるので、非常に面白い仕事であると思っています。

商業登記のプロフェッショナルを目指せる環境は整っていますし、働き方の面でも、フレックス制で休暇も取りやすく、服装も自由なので、のびのびと働けるZeLoの環境で色々なことにチャレンジしたい方にぜひ来ていただきたいです!

山田(敦)「クライアントとともに」という言葉通り、ZeLoでの司法書士業務とは、結果を反映させるだけの登記業務もありますが、所内メンバーとチームを組み、クライアント企業の設立や資金調達をはじめとする重要なイベントを成功させる業務が中心です。

具体的にはゴールから逆算し、そのための登記手続きを慎重に検討し、書類に落とし込みながら、一丸となって準備を進めていく仕事です。イベント実行委員のような業務に例えると分かりやすいかもしれません。司法書士としてのスキルを活かすことができるだけでなく、達成感も感じることができます。

働く環境面では、1on1やシャッフルランチ制度、ストレスチェックや予防接種の補助など、安心して業務に取り組める配慮が充実していますし、所内には図書室や個人ブースがあり、調査やオンラインの打ち合わせに集中できる環境が揃っています。また、オフィスがある豊洲は開放感があり、快適に過ごせる地域です。

現状に違和感があるけど一歩踏み出せない方や、転職は考えなくもないけど新しい環境に移るには不安がある方、開業したものの勤務に戻りたいといった方でも、カジュアル面談の制度がありますので、ぜひご活用いただければと思います!

※掲載内容は掲載当時のものです(掲載日:2025年1月17日)

(取材:法律事務所ZeLo人事採用チーム、写真:根津佐和子、編集:ZeLo LAW SQUARE編集部)




















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