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パラリーガルという仕事。企業がグローバルに輝く未来を目指して、スキルを活かし貢献する

こんにちは!法律事務所ZeLo・外国法共同事業です。今回は当事務所が提供するリーガルサービスには欠かせない「パラリーガルのお仕事」をご紹介します。ZeLoには多彩なバックグラウンドを持つパラリーガルが在籍し、それぞれの強みを活かして、リーガルサービスを支えています。事業会社でのグローバルなキャリアを経て、2021年からZeLoのLPO部門(Legal Process Outsourcing)と国際部門で活躍するYさんに、実務で感じたメンバーの雰囲気や目指す姿について聞きました。

パラリーガルという仕事。企業がグローバルに輝く未来を目指して、スキルを活かし貢献する

日本企業の海外展開に貢献したくて、ZeLoへの転職を決意

現在ZeLoでどういった業務に関わっていますか?

訳あって猫の姿をしていますが、ZeLoのパラリーガルです。ZeLoには2021年1月にジョインして、LPO(Legal Process Outsourcing)という企業の日常的な顧問業務を担う部門と、海外案件の対応を担う国際部門とを兼務しています。

ZeLoにジョインする前はどのようなキャリアを歩んでいましたか?

大学時代は、国際的な仕事をしたくて、英語の勉強に力を入れていました。その後、新卒で上場企業に入り、多国籍なチームメンバーと、10年近く働いていました。法務などの管理部門のほか、秘書や監査のような分野も経験があります。

なぜ転職しようと思ったのですか?

働く中で、日本企業のグローバル展開が思うように進まない状況を、目の当たりにしてきました。英語で契約書レビューや条件交渉のできる人材が不足していたり、リーガルサービスを気軽に選びづらかったりする現状に、問題意識を感じていました。

「リーガル・コンプライアンス領域で専門性を深めていきたい」という思いから、法律事務所などでの勤務を検討し、転職活動を行いました。

ZeLoにジョインした決め手を教えてください!

ZeLoのウェブサイトを見て、最先端のベンチャー・スタートアップ企業や、グローバル展開を目指す企業を支援し、社会にイノベーションを起こしていく方針に惹かれました。面接で弁護士と話して、リーガルの専門家でありながら、ビジネスパーソン的な視点を持ち合わせているところも印象深かったです。

転職活動でキャリアを棚卸しして、あらためて「日本企業のモノ・サービスの魅力を、さらに海外へ広めていきたい。適切なリーガルサービスを提供する仕事を通じて、ビジネスに貢献できるようになりたい」と方向性を定めました。ZeLoのパラリーガルは、自分の望む方向性と一致していて、ビジネスマインドと業務経験も活かして貢献できそうだと確信して、ジョインを決めました。

海外案件の対応を行う国際部門の弁護士たち。右から、Joel Greer外国法事務弁護士(原資格国:米国コロンビア特別区)、Fiesta Victoria外国弁護士(インドネシア)(Not admitted in Japan)

LPO部門では、クライアントが抱える背景まで深く理解

LPO部門ではどのような仕事をされていますか?

主に、クライアントから依頼を受けて、契約書や利用規約などの法律文書の一次起案やレビュー、リサーチ業務を行っています。

特に、事業会社でインハウスローヤー経験を持つ塚本菜那子先生と、一緒のチームで働くことが多く、細かい相談やフィードバックの機会をいただいています。フィードバックの他にも、部門内・全所横断型の勉強会、過去にZeLoの弁護士が登壇したセミナー動画をもとに、最新の法改正や最先端領域のビジネスについて学ぶ場もありますね。

塚本先生と働いてみてどんな印象を受けましたか。

塚本先生は、クライアントに対して、法律の専門家としての視点だけでなく、ビジネスの背景まで深く理解したうえで、丁寧にアドバイスしていて尊敬します。

具体的には、関係者間に交渉力の差があるという前提を踏まえて、どの程度の交渉が可能なのかをヒアリングされていますね。クライアントが対応すべきことについても「管理部門と事業部門、どちらが主管となって判断するか?」を明確にして、抜け漏れなくビジネスが進むように気を配っています。

私も、塚本先生のようにクライアントに寄り添って、きめ細やかな対応をしたいと憧れています。もし私がクライアントの立場だったら、確実にファンになりますね!

LPOサービスを担当する弁護士・塚本菜那子。「ビジネスを多面的にとらえて、実務に即した丁寧なアドバイスをしていて憧れます」とYさん。

国際部門では、英語話者に伝わりやすい翻訳を意識

国際部門ではどのような仕事をされていますか?

法律文書の和英翻訳業務に携わっています。当事務所のLPOサービスを導入いただいているクライアントから、日本法に準拠した和文契約書や、付帯するビジネス関連書類の英訳依頼を受けることが多いですね。

インドネシアの弁護士資格(Not admitted in Japan)を持つFiesta Victoria先生に相談しながら、英和翻訳する業務も行っています。

Fiesta先生と働いてみてどんな印象を受けましたか。

Fiesta先生は、とてもフレンドリーで相談しやすいです。普段は、私が英訳した日本法準拠の契約書などをFiesta先生に渡して「日本法特有の表現が英語話者に伝わるのか?」などのチェックをお願いしています。

進め方は、SlackやChatworkでテキストのやりとりをしたり、細かい部分は口頭でコミュニケーションをしたりと使い分けています。法律英語に関してはまったくの素人でしたが、Fiesta先生からシンプルで理解しやすい英語で、優しくコメントをいただけて助かっています。

Fiesta先生は「ALB Women in Law Awards 2021 - Business Development Lawyer of the Year」も受賞されているように、アジアのビジネスの拡大に貢献する姿勢に刺激を受けています。

「ALB Women in Law Awards 2021 - Business Development Lawyer of the Year」を受賞したFiesta Victoria。「ファッションが大好きで、いつもおしゃれな服で出勤しています。穏やかでフレンドリーな先生です」とYさん。

学びの多い環境で、スキルを磨きたいあなたへ

今後ZeLoでのキャリアを考えている人に向けて、メッセージをお願いします。

ZeLoは、企業が国境や規制、慣習を越えてボーダレスに活躍するために、リーガルサービスを提供する、プロフェッショナルの集団です。キャリアや専門性に対してもリスペクトがあって、自分のキャリアの希望や興味のある領域に合わせて、主体的に裁量をもって働ける環境です。

そんなチームの中で、ご自身の強みを活かして、企業の取り組みを盛り上げていきませんか?


(イラスト:S 写真:川村将貴 文:Y、田中沙羅 編集:高田侑子、村上未萌)

Yさんと一緒に仕事をしている、パラリーガルのSです。記事のトップ画像を担当しました。ZeLoが目指す、企業にとっての明るい世界を「夜明け」の風景で表現しています。手前には、調和や秩序を花言葉に持つ、コスモスの花を描いています。

私の仕事についてお話ししている、パラリーガルという仕事。企業法務をチームで支える専門家もぜひご覧ください!

※記事の内容は掲載当時のものです(掲載日:2022年1月24日)

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