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挑戦する自由、成長する責任—“自分の世界”を持ちたい弁護士が集まる舞台

日本や海外で複数の事務所やインハウスを経て、現在はZeLoでインドネシアを中心としたアジア案件の開拓を担う室井弁護士。「自分の信念に従って働きたい」「バリューを出せる場所で働きたい」という想いの中で入所したのが法律事務所ZeLo(以下、ZeLo)でした。海外の現地事務所と効果的に連携するためにMOU(基本合意書)を締結したり、複雑な案件の対応にかかる導線を構築したりと、単に案件を進めるだけではなく、その上のレイヤーとしてアジア法務の基盤作りを主導しています。 これまでのキャリアと現在地、そしてZeLoで働く意味について聞きました。

挑戦する自由、成長する責任—“自分の世界”を持ちたい弁護士が集まる舞台
PROFILE
Kenta Muroi

Attorney admitted in Japan

Kenta Muroi

Graduated from Keio Law School in 2012. Called to the Bar Association in 2014. After experienced in the law firms in Japan, he was seconded to Rajah&Tann Singapore LLP., one of the reputable law firms in Singapore. He joined ZeLo in June 2024. Through the experiences, he has covered a wide range of corporate law matters, such as M&A, corporate commercial, venture financings and cross border transactions. In the course of his practice, he has provided commercially-focused legal advice to companies at all stages of the corporate lifecycles; from early stage start-ups to listed companies.

日本の法律事務所・インハウス・海外の法律事務所を経て見つけた、経験をそのまま「武器」にできる場所

——はじめに、ZeLoに入所するまでのご経歴を教えてください。

これまで日本の企業法務系法律事務所で数多くの企業法務の案件を扱ってきました。取り扱う分野は幅広く、不動産ファイナンスやストラクチャードファイナンスの金融案件のほか、M&Aや一般企業法務を一通り経験しています。

特に、前職の日本の法律事務所では、上場会社の資金調達やM&Aを中心に担当しており、アジア案件も多く担当していました。その中で、シンガポールのRajah&Tann Singapore LLP.に出向し、海外現地の法律事務所で働く経験をしました。

500人規模というシンガポールでも有数の法律事務所のジャパンデスクとして、シンガポールに限らず、他にもマレーシア・タイ・ベトナム・インドネシア・カンボジアといった東南アジア各国の案件に広く携わっていました。
日本と大きく異なる環境で実務にあたれたことは非常に貴重な経験だったと思います。

また、帰国してから1年半ほど経ちますが、当時の同僚たちがシンガポール、インドネシア、マレーシアなどにいて、今でも頻繁にやり取りをしています。実際に現地で同僚として働いたメンバーの人となりは深く分かっています。地に足がついた人脈の形成という意味でも、大切な時間を過ごしましたし、私自身の視野も広がったと思っています。

——留学ではなく、「海外の事務所で働く」ことを選んだ理由は何だったのでしょうか。

将来を考えた時に、海外で過ごす2年間という時間をどう使うかを意識しました。留学という「勉強」的なことに時間を使うこともありえたわけですが、それだけでは、もったいないようにも感じていました。

この点、海外現地の法律事務所で働けば、実務経験を得つつ語学の力も鍛えられ、帰国後の自分の付加価値となると考えたことが大きな理由です。結果として、留学に行かず、ダイレクトにシンガポールでの実務に携わりましたが、語学力で困ったことはなかったので、まず先行して語学力を備えるという目的での留学は個人的には必須ではないと思います。

——入所の経緯について教えてください。

実は、ZeLoの名前自体は以前から知っていました。転職活動をする中で改めてウェブサイトを見て、事務所自体も若いフェーズにあり、メンバーの年齢も若いな、という印象を持ちましたね。

そして、パートナー制を敷いていないという記載から、上下関係が強い組織ではなく、各々が裁量を持って働いている組織なんだろうなと思いました。実際に面接を受ける中で様々な弁護士から話を聞いてみて、年次や立場より「何をやりたいか」「何ができるか」を重視している雰囲気を感じましたし、自分に合いそうだなと感じた記憶があります。

ZeLoに入所する前は、シニアアソシエイトとしてパートナーに報告するという立ち位置で仕事をしていました。とてつもなく優秀なパートナーの指導を受けながら、良質な仕事ができるという環境は非常に恵まれており、今の私の礎になったということは間違いありません。一方で、時代がどんどん変化していき弁護士として求められる資質も変わっていく中で、その環境が素晴らしいとしても、ずっとその環境にいることが、果たして弁護士として自分が目指す姿と言えるのか、という点については、考えを重ねていました。

弁護士を取り巻く環境も変わっていく中で、次のステージに進むべきではないか、とか、自分が身を置くべき場所、自分の信念に従って力を発揮できる場所はどこか、ということについて、ずっと思いを巡らせていたのも事実です。

自分の信念に従って働ける環境を模索していた私にとって、ZeLoは理想的な環境に思えました。
また、ウェブサイトを見た際に、留学の2年目研修を除いて海外事務所での実務経験を持っているメンバーがあまりいないなと思ったんです。 特に、アジアの事務所にいたメンバーはまだいなかった。それであれば、自分なら、一つの柱として、ZeLoのアジアプラクティスの開拓に貢献できるのではないかと考えました。これまでの経験を生かすことができる、という直感です。

——入所から約1年半が経ちますが、実際に入所してみていかがでしたか。

組織の体制や風土は思ったとおりでしたね。
ZeLoへの入所について、他の事務所の弁護士に話すと、何やら「キラキラした事務所だよね」というように捉えている反応が多かったのですが、実際には、そんなことはないと伝えています(笑)。

面接を受けるまでは、私自身も同様に感じていた面も少々ありましたが、面接を担当した弁護士たちと話すうちに、実際は、そういった感覚とは全く異なることがわかりました。
どこまでも「まじめで実直な、企業法務の事務所」というのが、その本当のところかと思います。

そして、クライアントのために、さらには日本のプラクティス形成のために、皆で自由闊達に議論をするという文化が根付いています。風通しの良い雰囲気で、居心地はとても良いです。

そんな中で、一般的な企業法務の法律事務所と異なるのは、例えば1年目であれば下積み期間でパートナーが全ての責任を取る、という姿勢ではなく、誰もがパートナーのように主体的に動いているところです。

依頼者の前でも、年次にかかわらず自分の名前で話しますし、書面も出します。こう見ると、各々に課される責任は重いように感じるかもしれませんが、弁護士とはそういう職業だと私は思います。忙しくなること、難しい問題に悩むこともありますが、自分の案件として関わっていけることは、大変さとともに、明確な面白さがあると感じます。

アジア進出は手探りの中で

——担当業務についてはいかがですか。

業務については、相当幅広く経験させてもらっています。
特に、インドネシアを中心としたアジア法務には注力しています。ZeLoにはFiestaというとても優秀なインドネシア弁護士が在籍しています。彼女と共に、私も過去の経験を活かして、日本人弁護士として、インドネシアプラクティスの開拓を推進しています。

インドネシアをはじめとしたアジア法務は、ZeLoではFiesta弁護士がいながらも、なかなか手が回らない面があったので、さらに開拓を推し進めていくというフェーズにあります。
2025年はその第一歩として、実際にインドネシアの現地事務所や現地企業に足を運び、改めて現地の連携強化やマーケティング活動に力を入れました。また、ベトナムの法律事務所とはMOUを締結して効果的な連携を行い、相互のプラクティスの強化を図るといったことも行いました。

これらの活動は、事務所から「やれ」と言われてやったことではなく、私が「インドネシアの現地に行くべきだ」「ベトナムのこの事務所がよかったので、今後のアジアプラクティスの開拓のためにもZeLoとして連携を深めるべきだ」ということを自由に発言でき、それを事務所の他のメンバーが認めてくれた結果の現れです。
よいと思うことは自由に発言でき、それを幅広く認めてくれ、任せてくれる。そしてそれらの活動を評価してくれる文化があるのは、本当にありがたいですね。

案件以外にも多岐にわたって担当している業務があり、セミナーや記事の執筆も複数回行いました。元々、執筆活動やセミナーの講師をすることは好きで、時間と余裕さえあればもっと取り組みたいと思っています。これらの活動も、広報・マーケティング部門があるZeLoでは、専門スタッフの方が細かい部分を手厚くサポートしてくれるので、とても捗ります。日本の事務所でここまでしっかりしたスタッフが在籍していることは珍しいと思います。

——事務所としても未知の領域である部分の開拓を担当しているということですが、これまでにも同様の経験があったのでしょうか。

アジア法務というプラクティスの内容は、日本でもシンガポールでも経験しています。しかし、それを事務所のプラクティスとして拡大していくという側面では、経験はほとんどありませんでした。

ZeLoに入るまでの感覚としては、これらは、パートナーの仕事で、アソシエイトとして携われる領域ではなかったというのが正直なところですね。なので、アジアプラクティスの開拓は、ZeLoに来て初めて取り組む業務と言えるところですが、幸いなことに中心的役割を任せてもらっています。

実際のところ、日々手探りなことも多いのですが、そんな中で提案する方向性や施策について「いいよ、ぜひやってみましょう」と言ってもらえる環境なのは、本当にありがたいです。よいと思うことはまずはやってみよう、他のメンバーも含めて取り組んでみよう、という組織風土なので、挑戦しやすく、自由度の高い環境であることは間違いありません。

提案して機会が得られるとすれば、当然、どう対応するか真剣に頭を巡らせます。自分の考えたことをよく練り込んで、やるといったからには形にしてみせ、結果を出して、仲間たちにも「やってよかったね」と言ってもらえるようにしたいと自然に思います。

個人個人の行動の結果として、どういった成果が上がってくるのかという点も、ZeLoでは丁寧に追いかけています。結果を出すに至る過程において、ZeLoの仲間たちは良き相談相手でもあり、シビアな目線を持つ評価者でもあると思っています。私も、新たなプラクティスの開拓をするワクワクと同時に、日々ドキドキしているというのが正直なところです。

刺激を受けるのは、「自分の世界」を持っている弁護士たち

——多くのメンバーが日々多様な挑戦をしているZeLoですが、周囲から刺激を受けることはありますか。

期の上下にかかわらず常に刺激を受けています。
生成AIやモビリティといった最新領域から、ファイナンスやM&Aといった伝統領域まで、完全に自分の腕で脚で切り開いていき、「自分の世界」を作り上げているメンバーもいます。誰かの下で案件が来るのを口を開けて待っているのではなく、自らブルーオーシャンを見つけてきてテーマを決め、どんどん前に進んでいっている姿は尊敬に値します。

幸いなことに、その姿を間近で見られる環境にいると、「ああ、ZeLoは本当にこういう弁護士が集まる場所なんだな、こういう姿が奨励されているのだな。」と思いますし、自分も強い刺激を受けて、新しいことを自然と考えられるようになっています。他のメンバーにも負けていられないなと思います。

培ってきた人生と「挑戦したい」気持ちが力に

——最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

ZeLoは、ストレートにエリート街道だけを歩んできた人が活躍できる場、というわけではありません。自分の頭で考え、信念を持ち、前進したいという気持ちを持っていて、それを実際に行動に移せる方であれば、これまでの選択や経験によって形成されてきたものを最大限に発揮できる環境が、ZeLoにはあります。そして、行動に移すことについてのサポートは相当に手厚いと思います。日本や海外の法律事務所でも、こういった環境に身をおけるのはとても貴重なことです。

もちろん、ZeLoのプラクティスにも、自分に与えられた役割を「正しい」方法で、きっちり進めていくという側面も多分に存在していますので、そういった業務を着実に進めていける職場でもあります。一方で、まだまだ形になっていないところを、自分の力で、仲間と一緒に掘り進めていきたい、という思いを実現することも重視される場所だと思います。後者の側面がとても貴重ですし、一人ひとりの弁護士が、着実な実務対応と、新しい領域への挑戦を両立させ、皆で実現している事務所のように思います。

個人的には、誰かの後ろについてきたいという方より、横に並んで、なんなら先に行きたいという方と一緒に働けたら嬉しいです。

アジアでも、国内の新しい分野でも、「これ、やってみたい」と言った時、耳を傾け、安心して挑戦できる環境を提供し、共に成長してくれる仲間がZeLoにはたくさんいます。

自分の強みを活かして次に実現したいものを持っている、そんな熱量ある弁護士の方々のチャレンジをお待ちしています!

※掲載内容は掲載当時のものです(掲載日:2026年2月10日)
(取材:法律事務所ZeLo人事採用チーム、写真:根津 佐和子、編集:ZeLo LAW SQUARE編集部)

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