味香直希弁護士、パラリーガルの高井正巳が「『弱い酒でいいから飲め』お酒に強いが『飲まない主義』の部下に言うのはアルハラか?」と題する記事で、ITmedia ビジネスオンラインに掲載
味香直希弁護士、パラリーガルの高井正巳が「『弱い酒でいいから飲め』お酒に強いが『飲まない主義』の部下に言うのはアルハラか?」と題する記事で、戦略人事の時代 - ITmedia ビジネスオンラインに掲載されました。
記事の内容
連載「法律事務所ZeLoに聞く!ハラスメントQ&A」第6回は、職場の飲み会でのアルハラについて取り上げています。
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Q
当社の社員Aは、アルコールに弱い体質ではありませんが、あまり飲酒をしません。先日、部署の飲み会の席で上司のB課長が「場が白けるだろう、お前も飲め。酒は飲めるだろう」と言いましたが、社員Aは「匂いや味が苦手なので飲みません。それに、お酒の強要はアルハラですよ」と断りました。
するとB課長は「前に飲んでいたのを知っているぞ。これならアルコール度数も高くないから飲めるだろう。少しでいいから飲め。これはジュースみたいなものだし、少し飲むだけだから、アルハラには当たらない」と持論を展開し、嫌がる社員Aに度数の弱いお酒を飲むことを強要しました。
後日、社員Aは人事部に「苦手だと伝えたのに、お酒を無理矢理飲ませるのは、アルハラではないか」と訴えました。このケースはアルハラと判断して良いのでしょうか?また、こうした問題が起こらないようにするために、会社や人事担当者はどのようなことができるでしょうか?
執筆者のプロフィール
弁護士
2010年京都大学法学部卒業、2012年京都大学法科大学院修了。2013年弁護士登録(現在は第二東京弁護士会所属)、はばたき綜合法律事務所入所。2017年法律事務所ZeLoに参画。 2018年2月~2020年1月金融庁証券取引等監視委員会出向。2024年9月株式会社リクルート入社。企業法務を広く取り扱うとともに、出向中は証券調査官として年間数十件の不公正取引(インサイダー取引、株価操縦)規制実務に従事し、金商法改正等の立法過程に規制当局として関与。弁護士としての主な取扱分野は、ジェネラル・コーポレート、危機管理・コンプライアンス、人事労務、倒産など。著書多数。
2010年京都大学法学部卒業、2012年京都大学法科大学院修了。2013年弁護士登録(現在は第二東京弁護士会所属)、はばたき綜合法律事務所入所。2017年法律事務所ZeLoに参画。 2018年2月~2020年1月金融庁証券取引等監視委員会出向。2024年9月株式会社リクルート入社。企業法務を広く取り扱うとともに、出向中は証券調査官として年間数十件の不公正取引(インサイダー取引、株価操縦)規制実務に従事し、金商法改正等の立法過程に規制当局として関与。弁護士としての主な取扱分野は、ジェネラル・コーポレート、危機管理・コンプライアンス、人事労務、倒産など。著書多数。
高井 正巳
2013年東北大学文学部卒業。同年、裁判所入所。スタートアップ企業の人事・総務部などを経て、2019年9月法律事務所ZeLoに参画。人事・労務分野のリサーチなどを中心に業務を行っており、日常的な労務相談やIPO支援、人事・労務に関する記事執筆などのサポートに取り組んでいる。
2013年東北大学文学部卒業。同年、裁判所入所。スタートアップ企業の人事・総務部などを経て、2019年9月法律事務所ZeLoに参画。人事・労務分野のリサーチなどを中心に業務を行っており、日常的な労務相談やIPO支援、人事・労務に関する記事執筆などのサポートに取り組んでいる。
連載「法律事務所ZeLoに聞く!ハラスメントQ&A」とは
連載「 法律事務所ZeLoに聞く!ハラスメントQ&A 」では、「このようなケースは、ハラスメントといえるのだろうか」「企業側は、どう対応すべき?」──そんな疑問に対して、専門家としての視点から解説をしていきます。
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「戦略人事の時代 - ITmedia ビジネスオンライン」は、変化に強い人材を雇用し、自社の成長に必要な人材を見抜き、ポテンシャルのある人材の能力を伸ばし、既存の人材に新たな可能性を見いだす――。令和の時代を勝ち抜くために、人事はどのような取り組みで企業の成長に貢献できるのでしょうか。変化の時代にあるべき人事の姿を可視化するとともに、人事分野でのIT活用の可能性を探ります。
(出典:戦略人事の時代 - ITmedia ビジネスオンライン より引用)