秘書職
案件実務にも携わり、
弁護士と伴走できる
秘書へ
A・Hさん
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これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、新卒で証券会社に入社し、営業部門に配属されました。2022年3月にZeLoに転職し、現在も秘書として働いています。
ZeLoを知ったきっかけや、入所を決めた理由を教えてください。
前職が伝統的な会社だったこともあり、次に働く場所は一緒に働くメンバーの年齢が近く若い組織が良いなと思っていました。
私が入所した年がちょうどZeLoが5年目になる年だったのですが、創業5年目でこんなに急成長していて、さらにメンバーも20代や30代の方が多い、というところで入所を決めました。
面接の際に実際にオフィスを訪問したところ、皆さん明るく和気あいあいと働いていて、ここで働きたいなと感じました。
また、InstagramなどのSNSで事務所の実際の雰囲気を知ることができたことも大きな決め手になりました。特に中途採用においては、実際の執務環境を知る機会はあまりないので、参考になりました。
現在の業務内容について教えてください。
秘書業務は、主に「担当秘書業務」と「案件業務」の2種類に分かれます。
担当秘書業務については、自分の担当弁護士の日々のスケジュール管理や書類整理などの事務作業がメインになります。担当する弁護士の数は秘書ごとに異なりますが、私は現状4名担当しています。
案件業務については、M&Aや訴訟・紛争、ファイナンスなど、弁護士案件のサポート業務になります。私はM&A案件を中心に担当することが多いです。こちらの業務では、分野や案件に応じて様々な弁護士と一緒に仕事をしていくイメージです。
案件業務で秘書が担当する作業について詳しく教えてください。
M&Aの案件で言うと、報告書の一部を作成したり、全体を取りまとめて誤植や表記揺れが無いか、また、内容に誤りがないかを確認する、いわゆる「プルーフ」作業などを担当しています。
案件全体の管理や、最終的な確認・判断はもちろん弁護士が行いますが、弁護士がスムーズに仕事ができるようサポートするのが秘書の役割です。
かなり専門的な業務になりそうですが、不安はないですか。
私は業界未経験で入所したので、法律の実務に関する知識もあまりなかったこともあり、はじめは「秘書がここまでやっていいのかな」と少し不安でした。
実際にやってみると、もちろんわからないことや難しいこともあるのですが、弁護士が丁寧にレクチャーをしてくれますし、わからないことや不安なことは都度すぐに確認できるようになっているので、問題なくできています。
ZeLoの秘書だからこそのやりがいや醍醐味はありますか?
担当できる業務の幅が広いところです。
「秘書」というと一般的には初めにお話しした担当秘書業務をイメージされると思いますが、ZeLoでは弁護士の案件業務にも深く携われるところにやりがいを感じますね。
実務に触れることで法律に関する知識が身につきますし、弁護士の仕事の解像度が上がることで日々の先生方へのサポートにも繋がるので、秘書としてスキルアップできている感覚があります。
ZeLoに入所してみて良かったことはありますか。
チーム内外を問わず所内のコミュニケーションが活発で、風通しが良いところがZeLoの良いところだと思います。
秘書は仕事柄弁護士の先生方と一緒に仕事をすることが多いですが、皆さんとても優しいです。入所したばかりの頃はわからないことや慣れないことも多くありましたが、一つ一つ丁寧に教えてくださいました。
また、前職は基本的に個人で仕事をしていくことが多かったのですが、ZeLoではチームプレイが中心になるので、個人的には仕事が進めやすいです。もちろん1人で進める作業もありますが、他の秘書さんと協力して知識を補い合いながら業務にあたることが多いので、学びにもなります。
逆に想像と違っていたことはありますか。
思っていたよりも柔軟な働き方ができる、というところですね。
秘書チームは朝8時から10時まで、15分刻みで自由に出社できるようになっています。前職は出勤時間が固定だったので、この制度はありがたいです。
元々、法律事務所と聞くと堅いイメージを持っていたのですが、ZeLoは所内の雰囲気も働き方も良い意味で想像と違いましたね。
1日のスケジュールや流れを教えてください。
午前中は、メールやチャットツールの確認や返信対応、クライアントとの窓口対応を行うことが多いです。午後は、M&A案件の資料作成などを進めつつ、担当弁護士からの依頼、特に印刷やPDF化などの事務系の依頼に対応しています。
その後、夕方から退勤までの時間で、弁護士の裁判資料のファイリングなどを行っています。
プライベートの過ごし方やワークライフバランスについて教えてください。
メリハリをつけて働くことを意識しているので、就業時間内は集中して仕事を進め、退勤後や休日はゆっくりと休むようにしています。
所内で趣味の合う方が多いので、退勤後にZeLoのメンバーと食事に行ったり、脱出ゲームに行ったりすることもあります。
時には休日も遊びに行くこともあり、先日は弁護士も一緒にテーマパークに行きました。
今後、ZeLoで実現したいことや、自身の将来の展望について教えてください。
入所して2年半ほどが経ち、秘書業務は一通り携わることができたので、今後は各業務のクオリティをより良いものにしていきたいと考えています。
自分自身の知識やスキルを高めることはもちろん、今後ZeLoという組織が拡大していく中で、秘書チームのあり方についても思考を深め、チームづくりにも貢献していきたいと考えています。
ZeLoへの入所を検討している方へのメッセージをお願いします。
一般的に秘書というと「お付きの人」というイメージが強いと思いますが、ZeLoの秘書職は、「先生の下で働く」よりは「先生と伴走して働く」というイメージが近いと思います。
また、「法律業界や秘書業務が未経験でも大丈夫ですか」とよく聞かれることがありますが、全く問題ありません。不安なことやわからないことは、チーム内外を問わずいつでも気軽に相談できる環境が整っています。
「全部ZeLoで学んでいくぞ!」という心持ちで来ていただけると良いかなと思います。
(写真:根津佐和子、取材・文・編集:渡辺桃)
※掲載内容は2024年12月時点の情報です。