SHOTA OJIMA

中途弁護士

訴訟領域を牽引し、
クライアントの
「もしも」に寄り添う

尾島 祥太 弁護士(68期)

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PROFILE プロフィール

2012年慶應義塾大学法学部卒業。2014年慶應義塾大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2015年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年牛島総合法律事務所入所。2019年に金融庁証券取引等監視委員会へ出向。2021年1月牛島総合法律事務所帰任、同年法律事務所ZeLo参画。主な取扱分野は、M&A、ジェネラル・コーポレート、ファンド、訴訟・紛争解決、知的財産など。

これまでの経歴を教えてください。

司法修習終了後、新卒で牛島総合法律事務所に入所し、3年間アソシエイトとして勤務しました。様々な分野のスポット案件に対応していましたが、訴訟対応が最も大きなウエイトを占めていました。

その後、2019年から2年間、証券取引等監視委員会の証券検査課に出向しました。出向中は、金融商品取引業者の検査や、無登録で金融商品取引業を営むものへの調査及び緊急差止命令の申立てに関する裁判業務、FATF第4次対日相互審査への対応(証券業界におけるマネー・ローンダリング対応)などを主に行っていました。出向後は牛島総合法律事務所に帰任し、2021年にZeLoに参画しました。

現在の業務内容や担当案件を教えてください。

時期によっても変動しますが、全体のうち約6割が訴訟案件で、残りの4割でファイナンス(優先株式による資金調達や新株予約権発行の支援等)やM&A案件、顧問対応などの業務を行っているイメージです。

スポット案件だけではなく顧問業務も対応していますし、クライアントもスタートアップから上場企業まで幅広く、扱う法律も様々で、本当に多種多様な方たちといろいろな形でお仕事をさせていただいています。

ZeLoでの仕事のやりがいや、尾島さんが仕事において大切にしていることをおしえてください。

与えられる裁量が広いため、自分で意思決定を行う機会が多く、自分の考えた戦略・方針や法律構成がプロジェクトの遂行・結果に多大な影響を与えることになるので大きなやりがいを感じますね。

もちろん裁量が大きいということは責任が伴うということでもあり、プレッシャーをより感じることにはなりますが、だからこそ一つ一つの仕事に対して本気で向き合って、より深い調査や検討を行い、より丁寧な対応を行うことになるので、より早く成長することができている実感があります。

また、お客さんと直接連絡を取る機会が多いので、コミュニケーション能力の向上につながりますし、一層お客さんのために尽力しようという心持ちにもなります。クライアントからの「ありがとう」をダイレクトに感じられるところもやりがいの一つです。

ZeLoへ入所を決めた経緯や理由を教えてください。

先ほどのやりがいとも重なりますが、自分の意思決定で案件を主導できるところと、幅広い業務ができることと、お客さんと直接やり取りができるというところに特に魅力を感じて入所を決めました。

ZeLoでは、自分が望めば、本当にいろんな案件を行うことができます。現在は訴訟案件の他にもM&Aやファイナンスなどのスポット案件のほか、日常顧問業務も行うことができており、様々な領域に積極的に挑戦して自分を磨いています。

また、風通しの良い事務所の雰囲気にも惹かれました。

ZeLoに入所してみて良かったことや、逆に想像と違っていたことはありますか。

良かったことは、入所当初に想定していた以上に多くの貴重な経験を積めていることです。

特に、紛争案件においては、相手方が大御所の弁護士が就いたとしても自分が矢面に立ってやりとりや交渉を進める必要があるため、責任やプレッシャーを一層感じることもありますが、その分とてもやりがいがありますし、成長を実感できています。

意外だったこととしては、ZeLoの弁護士はナレッジシェアが活発であるという点です。

弁護士それぞれが、有益な情報を共有するマインドをもっていますし、マニュアルやひな形の作成等にも力を入れて、事務所全体の向上に向けて積極的に取り組んでいるように思います。所内勉強会なども活発です。若手からベテラン弁護士まで年次を問わず積極的に所内外に発信し合うカルチャーがあり、新鮮でした。

以前に在籍していた法律事務所とZeLoの違いがあれば教えてください。

若手のうちから裁量を持って働ける環境である、という点が一番大きな違いだと思います。

もちろん、自分が常に一番上の立場で働くというわけではなく、ベテラン弁護士の下で確認・指導その他のサポートを受けながら案件を進めることもありますが、そのような場合でも、前面に立って依頼者と協議し、相手方と交渉をすることもできます。自分のやる気次第でいくらでもチャレンジできる環境に身を置くことができるので、若手のうちから経験を積みやすい環境なのかなと感じています。

入所した2021年と現在のZeLoの違いや、組織としての変化を感じることはありますか。

人数が増えて、メンバーのバックグラウンドも多種多様になってきたので、事務所として対応できる案件の種類も増え、案件の幅は当時と比べるとさらに広がったように感じます。誰もが知るような企業の案件や、大型の案件も増えてきましたね。

ZeLoの雰囲気やカルチャーについて教えてください。

ZeLoへの入所を決めた理由の一つでもあるのですが、本当に風通しが良い組織なんですよね。事務所のいたるところで、いろんな方が日々相談し、議論し、雑談をしています。弁護士・スタッフを問わず仲が良くコミュニケーションが取りやすいので、仕事もとてもスムーズに進みます。

業務時間だけでなく、終業後に飲みに行ったり、フットサルやボウリングに行ったり、休日にゴルフや旅行に行ったりと、部門の垣根を超えて色々な人と関わりを持てるところがZeLoの良いところだと思います。

プライベートの過ごし方やワークライフバランスについて教えてください。

昨年子どもが生まれたので、仕事と育児の両立を頑張っています。研鑽を積むため仕事はまだまだ全力でやりきりたいですし、子どもと接する時間も短くしたくないという気持ちで日々過ごしています。

職場の近くに住んでいるということもありますが、一般的な父親と同じかそれ以上に子どもと一緒に過ごすことができていると思いますし、仕事は子どもが生まれる前と変わらず、同じくらいバリバリと働けています。自分の工夫次第で、ワークライフバランスは実現可能だなと思っています。

今後、尾島さんがZeLoで実現したいことや、自身の将来の展望について教えてください。

ZeLoはスタートアップ支援や先端領域などに特化しているというイメージをお持ちの方が多いと思うのですが、訴訟やM&Aなどの伝統的な領域ももちろんカバーしています。

企業を運営していくうえで、このような伝統的な法務領域への対応も決して欠かせません。クライアントの皆さまにとっても、いざその時が来たらすぐに頼れる存在が身近にいた方が安心していただけるはずですし、ZeLoはその頼れる存在でありたいと考えています。

今後さらに知見と経験を深め、「ZeLoは訴訟などの伝統業務にも強い」という評判を勝ち取り、より多くのお客様に頼っていただけるよう努力を続けていきたいです。

ZeLoへの入所を検討している方へのメッセージをお願いします。

向上心の強い方やキャリアイメージのある方にとって、ZeLoはそれを実現できるとても良い環境なのではないかと思います。事務所全体としてメンバーのチャレンジを応援するカルチャーがありますし、手を挙げれば若手のうちから前線に立って仕事をすることができるので、知識も経験もどんどん身についてきます。

また、中途採用者が多いという点も魅力の一つです。国内外を問わず、様々な大手・中堅事務所から移籍してきているメンバーも多いですし、官庁や民間の大手企業、海外などにバックグラウンドを持つメンバーも多数在籍しています。様々な知見やノウハウが事務所にあふれていますし、それらを惜しみなく共有し合うナレッジシェアの文化も盛んです。

チャレンジできる環境があるという意味でも、親身になって相談にのってくれる知見のあるメンバーがいるという意味でも、ZeLoはいくらでも能力を伸ばせる環境なのだと身をもって実感しています。

自分の夢を叶えたい方、弁護士としてさらに成長したいという方は、ぜひZeLoでお待ちしています!

(写真:根津佐和子、取材・文・編集:渡辺桃)

※掲載内容は2024年12月時点の情報です。