REINA CHO

若手弁護士

熱量の高い組織と
共に成長し、
信頼される
弁護士になりたい

張 麗娜 弁護士(76期)

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PROFILE プロフィール

2021年一橋大学法学部卒業。同年、慶應義塾大学法科大学院在学中、司法試験予備試験合格。2022年司法試験合格。2023年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年法律事務所ZeLo参画。

ZeLoへ入所を決めた経緯や理由を教えてください。

自分が一番成長できる環境はZeLoだと感じ、入所を決意しました。予備試験後のインターンに参加して課題に取り組む中で、「ZeLoで働いたらこんな成長ができそうだな」というイメージを持てました。まさにそのような成長をされている年齢の近い先輩弁護士の方と触れる機会が多かったこともあると思います。

また、ZeLoの特徴とも言える「若手のうちから組織作りに関与できる」というところに魅力を感じたのも大きな理由です。大手の法律事務所に就職することも選択肢としてはあったのですが、事務所が一丸となって一つの目標に向かっていく熱気のようなものをZeLoに感じ、そこに自分もジョインしたいな、と思ったのが入所の決め手になりました。

ZeLoに入所する前と入所した後で感じたギャップなどはありますか?

良い意味でのギャップですが、思っていたより教育制度が整っていた、という点ですね。やはりまだまだ組織としては若いですし、若手の教育というところに力を入れきれてないのでは…という懸念もしていたのですが、メンター(指導担当)の先輩弁護士と綿密に業務状況を共有し合う制度があり、日々丁寧にサポートしてくれています。

ZeLoは若手から活躍できるという反面、最初から自分1人でバリバリと頑張っていかなければいけないのかな、というようなイメージを持っていたので、このように仕組みや制度として整っていたのは意外でした。

また、入所して実際に仕事をしていく中でより実感してきたのは、「クライアントとの距離がとても近い」というところです。入所1年目の新任弁護士でも、クライアント企業の代表と膝を突き合わせてミーティングをして、具体的なアドバイスをさせていただく機会があるというのもZeLoの魅力なのかなと思います。

繰り返しになってしまうのですが、ZeLoには圧倒的に熱量があると思います。ZeLoはスタートアップのクライアントも多いですが、やはりスタートアップは熱量こそが源泉で何よりも重要な部分だと思うので、支援させていただく我々も、同じくらいの熱量がないとパートナーとして一緒に走っていくことはできないと思っています。「熱量を持って仕事に取り組む」というのはこういうことなのかも、と入所して半年くらい経って思ったりしています。

現在の業務内容や担当案件を教えてください。

ZeLoの業務部門はいくつかありますが、顧問業務をメインに取り扱う「LPO(リーガル・プロセス・アウトソーシング)部門」と、M&Aや訴訟などのスポット案件を取り扱う「PLS(プロフェッショナル・リーガル・サービス)部門」の2部門のいずれかに所属するメンバーが多いです。

入所1年目の弁護士は、LPO業務とPLS業務を兼務するシステムになっており、LPO部門の業務ではクライアント(主にスタートアップ)の顧問弁護士として、日常的な法律相談などに対応しており、PLS部門の業務では、M&Aやスタートアップ・ファイナンス、訴訟などの案件に対応しているという形です。

上記の業務の中で、特にやりがいを感じる部分はありますか?

LPO部門の業務では、我々のアドバイスのひとつひとつが、そのままクライアント企業の意思決定に影響を大きく与えるというところは非常に大きなやりがいだと思います。
PLS部門の業務では、例えばスタートアップ・ファイナンス案件ですと、スタートアップ・株主・投資家と様々な関係者の主張や条件を上手く擦り合わせていくことが我々の仕事です。「そのスタートアップの将来・未来を見据えてどのように構築することが最善か」と突き詰めて考える部分に、特にやりがいを感じました。

どんな業務においてもやりがいは感じつつも、弁護士の仕事は答えがない、というのは非常に難しい部分だなと思います。リサーチをすれば必ず答えが出るというわけではなく、実務ではその先の「ビジネスジャッジまでもふまえた回答」を求められることになるので、法律のプロであることはもちろん、クライアントと伴走するためにビジネス感覚を養う必要があるので、そこは難しい部分だと日々感じています。

今の話とも関連しますが、ZeLoで身に付くスキルについて教えてください。

たくさんあると思うのですが、活躍されている先輩方を見ていて、クライアントに対して「ビジネス面の考慮もふまえて提案する力」と、「クライアントから信頼を得ていく力」が傑出しているなと感じます。契約書を見て、ビジネスモデルはもちろん、そのクライアントのビジネスを数歩先まで想像して、1年後、数年後もこの条項で本当に良いのか、というところまで考え抜く視点の広さ・深さが必要なのだなと日々実感しています。

また、ZeLoの文化として、主体性や積極性が求められるので、そこは必ず身に付いていくスキルだと思います。案件はもちろん、事務所の運営も自分事として捉える力もそうなのだろうと思っています。

入所してすぐの働き方や、先輩のサポートについて詳しく教えてください。

前の質問とも少し重なるのですが、「メンター制度」があって本当に良かったと感じています。入所1年目はLPO業務とPLS業務の両方を担当する形になっているため、現在は主となるメンターとして松田先生(PLS業務)、サブメンターとして塚本先生(LPO業務)が付いてくれています。

主となるメンターとは週1回の1on1ミーティングが設けられていて、1週間の業務状況はもちろん、業務に関するフィードバック、これから何がやりたいか、勉強の状況はどうか、土日はちゃんと休めているか、などといった様々なことを聞いてくれます。

やはり自分が右も左もわからない段階ですし、普段の業務のやり取りの中だけだとすべての悩み・疑問をクリアにできないこともあるので、まとまったフィードバックがもらえる時間、どんなテーマでも会話できる時間が定期的に設けられているのはありがたいなと思います。

ZeLoのメンバーや所内の雰囲気はどうですか。

厳しすぎる上下関係みたいなものはほとんどなく、年齢や年次を問わず、案件の相談はいつでも快く聞いてくださいますし、「そんな案件あるんだ」と興味深く聞いてくださったりもします。もちろん先輩弁護士の皆さんをリスペクトしていますが、とても良い距離感だなと日々感じています。

所内の雰囲気について、勤務中は思ったよりも落ち着いておりますが、業務外となると和気あいあいとしている印象です。

プライベートの過ごし方やワークライフバランスについて教えてください。

プライベートは確保できているかなと思います。クライアントの都合に合わせて休日に勤務することもありますが、土日両方とも稼働したことはほとんどないです。土日のどちらか一方を丸1日外出することに使って、もう一方は少し仕事をする、といったイメージですね。

平日も夜遅くまで作業をすることもありますが、事務所のメンバーでご飯を食べたり、飲み会に行ったり、自分の用事を入れたりもしています。先ほどの熱量の話や組織の成長スピードから考えると、この部分を心配されている方もいるかもしれませんが、自身の予定を踏まえて柔軟に調整可能な事務所だと思います。

今後、張さんがZeLoで実現したいことや、自身の将来の展望について教えてください。

まず、個人の話で言うと、先ほどの話とも重複するのですが、リーガルの観点のみならず、ビジネスの判断能力も持ち備えた弁護士として、クライアントから信頼を置かれる弁護士になりたいと思っています。

組織の話でいうと、ZeLoという組織がもっと大きくなっているところを見たいですし、自分の力でそれを叶えていきたいです。案件に対しても、一緒に仕事をする仲間に対しても、組織に対しても、何事にも情熱を持って向き合えるというのがZeLoの良さで、それを失わせたくないですし、自分がその情熱を絶やさない弁護士になっていきたいと思っています。

ZeLoへの入所を検討している方へのメッセージをお願いします。

ZeLoは決して歴史のある事務所ではなく、むしろここから歴史を積み上げていく事務所です。そんなZeLoには若手が活躍できるチャンスが沢山あります。
業務も若手のうちから幅広く経験させてもらえます。もちろん最初は分からないことだらけかと思いますが、そこは先輩弁護士がサポートしてくれます。

自分で考えなくてはならない場面が一日に山ほど訪れ、大変なときもあると思いますが、それを一段乗り越えたときには、新たな自分に成長していると感じることができます。日々成長を実感できる環境がZeLoにはあるのだと、入所して改めて実感しています。

また、スタートアップのクライアントも多いため、日々新しいビジネスに触れることができることも魅力のひとつです!国内の起業家の方々がどのようなイノベーションを起こそうとしているかを間近でみてサポートができるのでわくわくしますし、日々刺激を受けています。

ぜひZeLoを一緒に盛り上げていけたら嬉しいです!

(写真:根津佐和子、取材・文・編集:渡辺桃)

※掲載内容は2024年12月時点の情報です。